展示会で配布する会社案内には2つの効果があります。
そして、2つの効果を発揮する会社案内を作成することが出来れば、新規顧客の獲得に繋げることができます。
そもそも展示会にはライバル会社だけでなく、数多の「顧客候補」も訪れます。
例え、ココで顧客を獲得できなかったとしても“会社の良いイメージ”を顧客候補に与えることができれば、顧客を獲得する機会はもちろん、自社の新しい展開も見込めます。
展示会中だけでなく、展示会“後”も左右する制作物が『会社案内』です。
しかし、ただ会社案内を作るだけでは、集客効果は期待出来ません。
展示会には展示会用の会社案内の作り方があるって、ご存知でしたでしょうか?
展示会用の会社案内の意味 展示会中・後の顧客に与える情報
- 会社のイメージをダイレクトに伝える
- 展示会では伝えきれなかった会社情報を紹介
- ライバル会社との明確な差をハッキリさせる
- 展示会で紹介出来なかった製品ラインナップの紹介
展示会用の会社案内には、以上の4つの情報を顧客広報に伝えることが出来るパワーがあります。
人によっては「それじゃあ、いつも使っている会社案内で良いじゃないか!」と思われるかも知れませんが、ココで改めて考えてみてください。
アナタの会社の営業担当者が、必死に会社情報やパンフレットを配っても、そのほとんどが捨てられてしまいます。
しかし、展示会という場であれば営業担当者が必死に会社案内を配るよりも、遥かにカンタンに顧客候補に会社案内を手に取らせることが出来るのです。
ただ、それはアナタの会社だけでなく、ライバル会社も同じこと。
各社、自社のシェア率を伸ばすために個性豊かな会社案内で、来場者に自社の会社案内を手に取らせるようにしています。
そんな状況で“いつもと同じ会社案内”を使うことがどれほどリスキーな行為なのか……わざわざ説明するまでもないでしょう。
会社案内は”手に取らせること”が大事。デザインとアイディアが決め手に!
展示会では、いろんな会社が個性的な会社案内を作って配布しています。
先にも触れたようにココで”いつも使っている会社案内”を使ってしまうと、ライバル会社と大きな差をつけられてしまう可能性が高い。
だからこそ『展示会専用の会社案内』がその都度必要となるのですが、ココで重要となるのが「思わず手に取りたくなる会社案内であること」です。
もちろん、会社案内は大事な会社の情報が記載されている《オフィシャルな広報ツール》であるため、おふさげすぎるもNG。
思わず「おっ、この会社!」と手に取りたくなるデザインとキャッチコピーを前面に出しつつも、オフィシャルなイメージを大切にする――というのが、展示会で配布する会社案内を作る上で必要なことです。
展示会の会社案内の知られざるパワー 3つの力で集客強化
▼展示会用の会社案内の力
- ひと目で手にしたくなる会社案内を作る
- 自社の伝えたいイメージを見た人の記憶に残す
- 展示会以外の商品も見たくなる情報を顧客候補に与える
会社案内の目的はポスターやパネルと異なり、見る人に「もっと○○という会社のことを知りたい!」という“知りたいという欲求”を刺激することにあります。
そして、会社案内は展示会中も展示会後にも、見る人の“知りたいという欲求”を刺激します。
[展示会中]会社案内が展示物への興味を促す
展示会に来た人は、そもそも「展示物に興味がある」からこそ来場しているワケですが、来場した段階では展示物にしか興味はありません。
- 「どんな展示物があるのだろう?」
- 「面白そうな展示物はあるかな?」
さて、そんな来場者へ自社の展示物の興味を促すアイテムがポスターであり、パネルであり、会社案内です。
ネームバリューのある会社であれば会社案内だけでも来場者をブースへと向かわせることが出来ます。
展示会に来場する ➞ 会社案内・パンフ・パネルを見る ➞ 企業ブースに足を運ぶ
また、まだまだこれからだという企業に関しても、印象的な会社案内を配布することが出来れば、ブースに来る顧客候補を増やすことが出来るかも知れません。
[展示会後]展示会後の集客ツールとしての効果も
多くの顧客候補は展示会後に、展示会に参加した会社のパンフレットや会社案内を見て、発注するかどうかを再考します。
顧客候補は展示会後に複数の会社のパンフレットと会社案内を見比べ、その中から商品を購入・発注するかを決めます。
つまり、展示会の最中に配布する会社案内は展示会後の集客ツールとしても効果を発揮するのです。
だからこそ、会社案内は以下の2つのことを両立するデザインであることが好ましいでしょう。
- 思わず手に取りたくなるデザイン
- 会社のイメージを伝える広告力
展示会の会社案内は1つの広報ツールですが、デザインの力があれば2つの効果が期待できます。
そして、アナタの会社を理解した会社案内はアナタの会社の売上に直接貢献できる広報ツールとなる!
会社案内は展示会のたびに変えるべき? 同じ会社案内では効果は薄い?
会社によっては展示会専用の会社案内をストックしている所も少なくありません。
確かに展示会ごとに会社案内を作っていてはコストがかかってしまう……ということも理解出来ます。
ただ理想を言えば、展示会のテーマに合わせてポスターと同じく会社案内も変える方が良いでしょう。
各展示会には、それぞれ決まったテーマがあります。
毎年のように開催される定期的なイベントであっても、その年ごとにテーマがあり、展示物もまた違うハズ。
展示物はもちろん、ポスターや会社案内のデザインも“統一性”があるからこそ、最大の効果を発揮します。
コストのことを考えると確かに展示会のたびにポスターや会社案内のデザインを変えるのは難しいかも知れません。
しかし、展示会のテーマと会社案内のデザインを一致させることで会社案内の印象を顧客候補に強く残し、顧客獲得率を上げやすくなります!
会社の経営に大きな影響を与える展示会で収益アップを目指すなら、会社案内もポスターと同じく、展示会のテーマに合わせることをオススメします。
展示会のテーマにあった会社案内で新規顧客獲得を!
自社を紹介するパンフレットや会社案内は“会社の顔”です。
でも、装いと同じで、会社案内もTPO(テーマ)に合わせて、その都度変えたいものです。
会社案内もテーマごとに「ただ作れば良い」というものではありません。
アナタの会社のことを理解し「伝える情報の取捨選択」ができるデザイン会社でなければ、真に広告効果を発揮する会社案内を作ることは出来ません。
展示会はたくさんの顧客候補が訪れる絶好のチャンス。
そのまたとないチャンスをしっかり逃さないためにも、ポスターやパネルだけでなく会社案内にも力を入れ、さらなる顧客獲得を目指しましょう。
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