
広告として手軽に作れるチラシ。手書きのものやパソコンのエクセルソフトなどで作るもの、専門的なデザインソフトで作るものなど、さまざまな方法で作ることができます。
手書で作る場合、よほど字がうまい人やイラストが上手な人でなければ、読み手に伝わるチラシを作るのは難しいでしょう。エクセルソフトでは、オリジナリティのあるチラシを作るのはよほどデザインに精通していなければ難しいはずです。だからといって、専門的なデザインソフトはコストがかかってしまいます。
そのような時に便利なのがマイクロソフトの「パワーポイント」を使ってチラシを作る方法です。パワーポイントは視覚効果などを手軽に作ることができ、チラシデザインの基本であるグリッドなども簡単に調整が可能です。
そこで今回は『パワーポイントで見やすい&おしゃれなチラシを作るコツ』についてお話ししていきたいと思います。
なぜチラシ作成でパワーポイントなのか?

そもそもチラシ作成のソフトでパワーポイントを使うのでしょうか。ビジネスパーソンの方であれば、営業用のプレゼン資料などでパワーポイントの作成に慣れているでしょうし、アニメーションやフォントなどの基本的な知識や経験を持っているでしょう。
どれだけ高額なデザインソフトを購入しても使いこなせなければ、見やすくておしゃれなチラシは作れません。慣れているパワーポイントで制作することで、より魅力的なチラシになるでしょう。
パワーポイントでチラシを作成する場合の基本的な初期設定について

パワーポイントでチラシを作成する場合、プレゼン用のパワーポイント資料の設定ではなく、チラシ用の設定にする必要があるでしょう。パワーポイントのサイズ規格はソフト独自のものです。完成したチラシデータをそのまま印刷会社に持ち込んでも、希望するチラシサイズとして使えなくなる可能性が高いのです。
チラシのサイズに合わせてパワーポイントのサイズ設定を行いましょう。印刷会社にデータを持ち込む場合は日本工業規格(JIS規格)の印刷サイズ表を参考にするとよいでしょう。チラシのサイズとして一般的なA4であれば「縦297mm×横210mm」です。
印刷時に考慮すべきサイズとして3mmの塗り足し分も加味して設定しましょう。規定のサイズギリギリで作ってしまうと、余白が生まれてしまうからです。印刷用の用紙のギリギリまでデザインを入れたい場合は、3mmの塗り足し部分を加味することを忘れないようにしておきましょう。
印刷会社に渡すときは「PDFに書き出してから」が鉄則
パワーポイントで作ったチラシを印刷会社に渡すとき、PPTファイルのまま送ると、思わぬトラブルが起こることがあります。最も多いのが「フォントの置換」です。
PPTファイルは、開く環境にそのフォントがインストールされていないと、別のフォントに自動的に置き換えられてしまいます。印刷会社のPCに同じフォントが入っていないと、せっかく選んだ書体が崩れて出力されることになります。文字幅も変わるため、レイアウトが破綻するケースもあります。
防ぐ方法はシンプルで、PPTを「PDFに書き出してから」入稿することです。PDFに変換すると、使用したフォントが画像として固定されるので、開く環境を問わず同じ見た目で出力できます。書き出しの際には「印刷品質」設定を選び、画像を高解像度で保持するモードにしておくと、印刷物の仕上がりも安定します。念のため、書き出したPDFを別のPCで開いてレイアウトと文字が崩れていないか目視チェックしておくと、入稿後のトラブルを減らせます。
パワーポイントで見やすい&おしゃれなチラシを作る3つのコツ

パワーポイントで見やすい&おしゃれなチラシを作るには次の3つのコツを活用するとよいでしょう。
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文字(フォント)を工夫する
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背景に画像を入れる場合は商品やサービスと関連性のあるものをチョイス
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画像は高画質なものを用意する
それぞれを詳しくお話ししていきたいと思います。
文字(フォント)を工夫する
チラシのテキストに使用する文字(フォント)を工夫することは基本的なコツと言えます。どれだけ良い文章、良いキャッチコピーを考えたとしても、チラシに掲載する際に読みにくいフォントであれば、伝わるはずの情報も伝わりません。
タイトルは大きく、テキストはタイトルとのバランスを考えて文字サイズを決めましょう。また、フォントスタイルも商品やサービスに合わせて調整します。全体のバランスを見ながら適宜変更しつつ最適なものを選ぶとよいでしょう。
背景に画像を入れる場合は商品やサービスと関連性のあるものをチョイス
背景に画像を入れるとデザイン性の高いチラシになります。商品やサービスと関連性のあるものをチョイスしましょう。背景画像にテキストを埋め込む場合は画像の色と混ざらないような色を選択しましょう。
どの色を選んでも背景画像と混ざってしまうという場合は、画像の透明度を調整すると文字が読みやすくなります。
画像は高画質なものを用意する
パソコン上でキレイに見えたからといって、印刷時にも同じような発色になるわけではありません。チラシを作る場合には、印刷サイズに適した画像を用意しましょう。一般的にWeb用にリサイズされた画像は、印刷には適さない場合が多いです。画像を使う場合は、依頼する印刷所が推奨する仕様を事前に確認しておくことをおすすめします。
パワーポイントは配置画像を「自動圧縮」するので、設定で防ぐ
パワーポイントは便利な反面、配置した画像を自動的に圧縮してファイルサイズを抑える仕組みを持っています。これが印刷の場面では、画像のジャギー(ピクセルの粗さ)や色の劣化として表れてしまうことがあります。
デフォルト設定だと、PPT保存時に画像が自動圧縮されるため、もとは高解像度だった写真も、最終的なPPTファイル内では印刷に耐えない解像度に落ちていることがあります。これを防ぐには、PPTの設定で「画像を圧縮しない」を選択するか、ファイルサイズが大きくなることを許容して保存します。具体的には、ファイル→オプション→詳細設定→「ファイル内のイメージを圧縮しない」をオンにする、という手順になります。
加えて、印刷会社が推奨する解像度を満たす画像を最初から用意しておくのも基本です。Web上で拾ってきた画像は72〜150dpi程度のものが多く、そのまま印刷するとはっきりと粗く見えます。撮影や素材調達の段階で、印刷用途を意識した解像度を確保しておくと、PPTを使っても仕上がりに不満が出にくくなります。
パワーポイント用テンプレートで誰でも簡単におしゃれで見やすいチラシを作れる

当サービスでは、パワーポイントでチラシを制作したいという方に向けて、無料のデザインテンプレートサービスを行っています。デザインの方向性ごとにいくつかのテンプレートをご用意しました。
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下記のURLから好きなテンプレートデザインのページにジャンプし、目的のチラシテンプレートをダウンロードしてください。
https://amix-design.com/asoboad/service/print/flyer/free-flyer
業種別や目的別で数パターン用意しています。もしテンプレートの中に希望するデザインのものが無ければ、個別オーダーも承っております。ぜひ当サービスまでご相談ください。
おしゃれで見やすいチラシ。ぜひ一度トライしてみませんか?
パワーポイントの強みを活かすなら「テンプレ化&複数バリエーション展開」
パワーポイントでチラシを作るメリットは、専門のデザインソフトに比べて操作が直感的で、編集に慣れたメンバーが社内に多い点です。この強みを最大化するなら、「同じテンプレートから複数バリエーションを展開する」運用がいちばん効果的です。
具体的には、最初に丁寧に作り込んだベースのテンプレートを1つ用意し、季節・キャンペーン・商品ごとに「中身だけ差し替える」運用にします。毎回ゼロからレイアウトを組む必要がなく、文字と写真の差し替えだけで複数のチラシを量産できます。社内の複数部門が独自にチラシを作る場合でも、ベースが同じだとブランドの統一感が保てます。
ポイントは、テンプレを作るときに「変える要素」と「変えない要素」を明確にしておくことです。ロゴ・配色・主要フォントは固定、見出し・本文・メイン写真は差し替え可、というルールを決めて、テンプレ内に「ここを書き換える」と注釈を入れておくと、誰が編集しても一定のクオリティを保てます。専門のデザインソフトに勝てない部分はありますが、運用の柔軟性ではPPTのほうが優れている、という強みを活かす形で使うのが現実的です。
【関連サイト】
インク革命.COM :ユーザーが多いエプソンプリンター ew-052a対応のインクやキヤノンts7530対応インクはもちろん、現在メーカーでは生産終了してしまっているインク型番まで幅広く取りそろえた 互換・リサイクルの格安プリンターインクの専門通販サイトです。高品質の仕上がりなので、品質を下げずコスト削減の強い味方になります。
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