PRINT DESIGN — TICKET
チケット制作事例 – ヴァイオリン&声楽のコンサートチケットデザイン





著名なアーティストの競演を彩る華やかなコンサートチケットです。
著名なピアノ・ヴィオラ・ヴァイオリン・ソプラノ歌手が集い、音を合わせて奇跡のような時間を送るコンサート。その美しい音楽が呼び起こす感動を、夜空を埋め尽くす華やかな花火に例え、ゴージャスで煌びやかなチケットをデザインしました。
ファンタジックな演出 – アーティストと夜空の一体感
出演者たちの写真は切り抜きで夜空と同化させ、タイトルはファンタジックでキュートなフォントを選び、花火から飛び出してきたように演出しています。
シンプルな半券部 – 夜の静けさをイメージとして
半券部分は、本体部分とは反対に静かな夜のようなブラックで塗り、チケット料金を案内しています。




「花火」で音楽の感動を目に見える形にする
音楽の感動は目に見えません。しかし、チケットというビジュアルメディアでは聴覚の体験を視覚に変換する必要があります。このチケットでは、著名なアーティストが集う一夜限りの競演から生まれる感動を「夜空を埋め尽くす花火」に例えています。
花火は一瞬だけ空を彩り、音と光が同時に広がるという点で、ライブコンサートの体験と共通しています。録音では伝わらない生演奏の臨場感——空気の振動、会場全体の高揚感——を、花火という誰もが体験したことのあるメタファーに置き換えることで、コンサート経験のない人にも「あの花火を見たときのような感動が味わえるのか」と直感的に理解させています。
クラシック系コンサートの敷居を「フォント」で下げる
ヴァイオリンや声楽といったクラシック系のコンサートは、堅苦しい、高尚で近寄りがたいという印象を持たれることがあります。このチケットでは、タイトルにファンタジックでキュートなフォントを選ぶことで、「気軽に楽しめるコンサートですよ」というメッセージを書体から発信しています。
もしタイトルに格式高いセリフ体を使っていたら、花火の華やかさと合わさって「敷居の高い特別な夜」の印象が強くなります。あえて親しみやすいフォントを選ぶことで、クラシックの本格的な演奏を「ショーのように楽しんでほしい」という主催者の意図が伝わります。フォントの選択一つで、チケットの対象を「コンサート好きの人」から「音楽を楽しみたい全ての人」に広げています。
半券のブラックが「開演前の暗転」を示唆する
半券をブラック一色でまとめているのは、本体の華やかな花火と対照的な「夜の静けさ」を表現する判断です。コンサート会場では開演直前に客席の照明が落ち、暗闇の中で指揮者が腕を上げる——その静寂の瞬間が、音楽が始まる最高の予感を生み出します。
半券の黒はまさにその「暗転の瞬間」を紙面で再現しています。チケット本体の花火が音楽の華やかさだとすれば、半券の黒は音楽が始まる直前の静寂です。この二つが一枚のチケットの中に同居することで、コンサートの全体験——期待・高揚・静寂・感動——が凝縮されています。
作成チケットデザイン に対する感想
VOICE ※第三者による感想ですゴージャスさのなかに親しみやすさもあります。
花火が彩る特別な夜の予感
ネイビーカラーの夜空に大きく鮮やかな花火が打ち上げられた、特別な夜を思わせるデザイン。一夜だけの華やかなステージを予感し、チケットを手にしただけでワクワクしてしまうでしょう。ブラック一色の半券部分と共に、高級感を感じさせるデザインになっています。
アーティストのコラージュ
前面にはアーティストたちの写真をコラージュし、より具体的な演奏シーンを想像させるかのように。著名な方々の姿を非現実的な背景に合わせたことで、どこかユーモラスな雰囲気にも感じてしまいました。
フォントとメッセージ〜親しみやすさの象徴
かわいらしいフォントを配置していることからも、あえてゴージャスさだけを表現しようとしているわけではないことが伝わってきます。世界的なアーティストの演奏でありながらも少しだけ親近感を持たせることで、もっとカジュアルな気持ちで音楽を楽しんで欲しいというメッセージなのかもしれません。大きな空に打ち上げられた花火は、誰でも見られるもの。著名なアーティストが一同に集まる特別な演奏も、音楽に興味のある人ならば誰でも気軽に聞けるという親しみやすさも伝わってきます。たった一夜だけ奏でられる素晴らしい演奏を、出演者と共におおいに楽しんで感動したいと思わせるチケットデザインです。
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