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ホームページ改善

インターネットでの集客や販売が当たり前になっている昨今、ホームページはビジネスの中心的存在です。アクセスを増やし売上アップに直結させるためには、デザインや情報量だけでなく、使いやすさや導線の分かりやすさなど、さまざまな観点から継続的な改善が必要になります。

そこで今回は、「売上アップに直結!?ホームページ改善のための5つのチェックポイント」をテーマに、具体的にどんな部分に注目すればよいかを解説していきます。ぜひ自社のホームページを振り返りながら読んでみてください。

 

1. ユーザビリティ(使いやすさ)の徹底追求

ユーザビリティ

ユーザー目線の構成を意識する

ホームページを訪れたユーザーが最初に感じるのは「見やすさ」と「使いやすさ」です。メニューやボタンの配置が複雑だったり、文字が小さく読みづらかったりすると、せっかく興味を持って訪れたユーザーもすぐに離脱してしまいます。ユーザーは思っている以上にせっかちで、目的の情報が見つけにくいサイトは敬遠されがちです。

ユーザビリティを高めるためには、「読者がどういう経緯でサイトに訪れるのか」「どんな情報を欲しているのか」をしっかりと想定し、その動線に合った形でページを作り込むことが大切です。トップページから各コンテンツへの導線をシンプルかつ分かりやすく設定し、ボタンの色や配置を工夫して、ユーザーが直感的に操作できるサイト設計を目指しましょう。

ページスピードを考慮する

もうひとつ大事なのがページの読み込み速度です。表示が遅いと、それだけでユーザーが離れてしまう可能性があります。画像や動画を多用するとサイトが華やかになる一方、データ容量が重くなり表示速度が落ちる原因にもなります。画像を圧縮してサイズを適切に調整したり、不要なプラグインを削除したり、サーバーのスペックを見直したりなど、可能な限りページ表示速度の最適化を図りましょう。ページの読み込み速度はユーザー満足度だけでなく、検索エンジン評価にも影響を与える場合があるので、売上アップを目指すうえで見逃せないポイントです。

 

2. スマホ対応(モバイルフレンドリー)の最適化

スマホ対応

レスポンシブデザインで快適に

スマホからのアクセスが全体のアクセス数の大半を占めるケースも珍しくない現在、モバイル対応は必須です。大前提として、スマートフォンやタブレットの画面サイズに合わせてレイアウトが自動調整される「レスポンシブデザイン」を採用しましょう。文字の大きさや行間、ボタンのタップ範囲など、スマホユーザーがストレスなく利用できるかどうかを細かくチェックすることが重要です。

レスポンシブデザイン対応が不十分なサイトは、ユーザーが画面をいちいち拡大・縮小しながら読み進めなければならず、非常に不便です。また、検索エンジンが推奨するモバイルフレンドリーの基準を満たしていないと、検索順位にも悪影響が出る可能性があります。結果として、アクセス数の減少や機会損失につながってしまうため、スマホ対応の最適化は早めに取り組むべき課題です。

スマホ独自のUIを活かす

モバイルページのデザインを行う際には、スマホならではの操作性を意識することが大切です。特に指先でのタップ操作が基本になるため、ボタンを大きめに設定したり、重要な要素は画面の中央や指の届きやすい位置に配置したりすることでユーザー体験が向上します。テキスト入力が少し面倒に感じるユーザーも多いため、問い合わせフォームや申し込みフォームは入力項目を必要最低限に絞るのもポイントです。こうした細かな配慮が売上アップにつながる「成約率向上」の鍵となります。

 

3. CTA(Call To Action)と問い合わせ導線の見直し

明確なCTAで行動を促す

ホームページで何らかのアクションを起こしてもらいたいときは、CTA(Call To Action)の配置やデザインがとても大きな役割を果たします。たとえば「資料請求はこちら」「問い合わせする」「無料会員登録」などのボタンを、ユーザーが自然に目に入りやすい位置・大きさ・色で配置しましょう。

ボタンの文言にもこだわってみるとより効果的です。単に「お問い合わせ」ではなく、「専門スタッフに相談する」「無料で見積もりを受ける」など、具体的なメリットが伝わる言葉を添えることで、ユーザーがクリックしやすくなります。

問い合わせフォームの利便性を向上させる

CTAボタンをクリックした先の問い合わせフォームや申し込みページで、ユーザーにとって煩わしさを感じる要素がないかどうかを見直してみましょう。入力必須項目の多さ、難しい専門用語の使用、入力エラー時のわかりにくいメッセージ表示など、ひとつでもユーザーのストレスにつながる要素があれば、せっかくの興味がしぼんでしまう可能性があります。

「問い合わせまでの導線が明確か」「フォームがシンプルで分かりやすいか」「問い合わせ時にユーザーが安心できる工夫があるか」といった視点でチェックすることで、離脱を防ぎ、コンバージョン率(成約率)を高めることができます。

 

4. コンテンツの更新と品質の向上

ユーザーの悩みやニーズに応える情報発信

ホームページに訪れるユーザーは、何かしらの課題や悩み、興味を持っています。その期待に応えられるコンテンツが充実していれば、ユーザーとの信頼関係を築くことができ、結果として購入や契約などの具体的なアクションにつながります。

商品・サービスの紹介だけでなく、ユーザーが得をするような情報、読んでいて役立つと感じてもらえる記事を積極的に発信することが大切です。具体的な事例やデータ、専門知識などを交えながら、読者が「知らなかった」「これは便利だ」と思えるような内容を心がけましょう。定期的に新しいコンテンツを追加することで、「このサイトをチェックすれば最新情報が手に入る」と期待を抱いてもらえるようになります。

文章とデザインのバランス

読みやすい文章と適切なデザインのバランスも重要なポイントです。テキストばかりがだらだらと続くページは、読むだけで疲れてしまいます。見出しや段落分けを適切に行い、必要に応じて画像やグラフ、イラストを挿入することで、文章の内容を視覚的にサポートしましょう。

ただし、装飾が過剰になりすぎると、ページがごちゃごちゃして逆に読みにくくなる場合もあります。大切なのは、読み手がスムーズに情報を理解できるような配置とレイアウトを意識すること。文章とビジュアルのバランスを最適化することで、サイト全体の品質を底上げできます。

 

5. アクセス解析と改善サイクルの継続

データの活用

データを活用して課題を見つける

どんなに見た目やコンテンツを充実させても、実際にどのくらい効果が出ているのかを測定・分析しなければ、正しい改善は行えません。アクセス解析ツール(Google アナリティクスやSearch Consoleなど)を活用し、以下のような指標をチェックしましょう。

  • ユーザーがサイト内で滞在している時間
  • ユーザーが離脱しているページやタイミング
  • どの検索キーワードで流入しているか
  • どのデバイス(PC、スマホ、タブレット)からのアクセスが多いか

これらのデータを見ながら「問題点はどこか」「どんなユーザーが訪れているか」を明確にし、それに合わせてサイトを改善していくことが重要です。

PDCAを回し続ける

ホームページの改善は一度で終わるものではありません。サイトを公開したら終わりではなく、継続的にPDCA(Plan・Do・Check・Act)サイクルを回して改善を続けることで、真の意味で売上アップにつなげられます。

たとえば、新しいCTAボタンの文言や配置を変更してみて、成果が上がったのかどうかをデータで確認する。コンテンツを増やしたら、訪問者数や問い合わせ数がどう変化したかを分析する。その結果を踏まえてさらに修正を加える…こういった地道なサイクルを回すことで、ユーザーのニーズを把握し、サイトの質を高めることができます。

 

まとめ – 継続的な改善が売上に直結する

ホームページを改善するための5つのチェックポイントとして、ユーザビリティ、スマホ対応、CTA・問い合わせ導線、コンテンツの品質、アクセス解析とPDCAサイクルの継続を挙げました。どのポイントも単発で終わりにせず、「常に最新の状態で、より使いやすいサイトになるにはどうすればいいか」を追求し続けることが重要です。

日々の運営の中で、新しい技術やトレンドに合わせてサイトをアップデートし、ユーザーの反応を見て地道に修正を加えながら最適解を探し続ける姿勢こそが、売上アップへの近道といえます。自社のホームページに不足している部分があれば、まずは小さなところからでも改善を始めてみましょう。その積み重ねが、より多くのユーザーから信頼を得て、ビジネスの成長につながります。

 

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