【クリエイティブ関連職の未払いトラブル経験について】600人のアンケート結果
クリエイティブ関連職(デザイナー・フォトグラファー・イラストレーター等)を対象にして、報酬の未払いトラブルに関する意識調査(アンケート)を行いました。X(旧Twitter)を利用したアンケート情報を基に集計・グラフ作成を行なっています。
■調査対象
・対象期間:2022年5月23日〜30日
・対象件数:616件
・対象職種:クリエイティブ関連職(デザイナー・フォトグラファー・イラストレーター等)
【本データを引用する際のお願い】
本データ・グラフ画像は、ブログやメディアに掲載可能です。
その際は出典元として、以下のリンクを設定してください。
出典:ASOBOAD (https://amix-design.com/asoboad/)
※スマートフォン上で統計グラフが見辛い場合は、スマートフォンを横にしてご覧ください。
【留意点】この調査はSNSを介して行われています。その為、対象範囲に限りがあり、結果には偏りが存在する可能性が十分にあります。この結果が全ての対象者を代表するものではないことに留意してください。
未払いのトラブルに遭ったことはありますか?
No Data Found
未払いトラブルがごく一般的に発生している現状が明らかに
クリエイティブ産業における未払いの問題は、深刻な懸念事項です。
今回のアンケート調査では、616人のクリエイティブ関連職の方々に未払いのトラブルに遭った経験があるかどうかを尋ねたところ、58%が「経験あり」と回答し、42%が「経験なし」と答えました。この結果は、クリエイティブ産業における未払いのトラブルがいかに一般的であるかを示しています。
未払いのトラブルが58%という高い割合で報告されていることから、クリエイティブ関連職における経済的な不安定さが予想できます。特にフリーランスや個人事業主は、正式な契約書を用意することなく仕事を受けるケースが少なくありません。この慣行は、未払いのリスクを高める主要因の一つです。
未払い問題に対処するには、業界内の慣行に対する意識改革が必要です。クリエイティブ産業は、それを支える経済的基盤が安定していなければ、持続可能性が脅かされてしまいます。クリエイティブ関連職の人々が安心して創造的な活動に専念できる環境を整えることが、業界全体の発展につながるはずです。