INDEX PHENOMENA AMIX MOTION ARCHIVE 02
No.01
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  1. 蕾TSUBOMI
  2. 牡丹BOTAN
  3. 松葉MATSUBA
  4. 柳YANAGI
  5. 散り菊CHIRIGIKU

線香花火

Senkō-hanabi
ドラッグで、そっと揺らす
DRAG TO SWAY — TOO MUCH AND IT DROPS
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No.01 — SENKŌ-HANABI

小さな火の玉が、ひとりでに火花を枝分かれさせ、やがて静かに消えていく。

線香花火は、和紙のこよりの先に火薬を包んだだけの、とても単純なつくりの花火です。それでも火をつけると、溶けた火の玉から細い火花が四方へ飛び、空中で何度も枝分かれして、松の葉のような形を描きます。

このページでは、その火玉と火花をブラウザの中でリアルタイムに描いています。こよりはドラッグで揺らせます。ただし揺らしすぎると、本物と同じように玉は落ちます。

FIVE STAGES五つの姿

  1. 蕾TSUBOMI

    火が紙から火薬へ移り、溶けた火の玉がふくらんでいく時間。まだ火花は出ません。

  2. 牡丹BOTAN

    玉の表面から、ぱち、ぱちと短い火花が出はじめます。枝分かれはまだ一度ほど。

  3. 松葉MATSUBA

    いちばん勢いのある時間。火花が空中で何度も分かれ、松の葉のような線が重なります。

  4. 柳YANAGI

    勢いが落ち、長く細い火花が、柳の枝のように垂れながら流れます。

  5. 散り菊CHIRIGIKU

    短い火花がまばらに散り、玉は小さく、赤く冷えていきます。

WHY IT BRANCHES火花はなぜ分かれるのか

線香花火の火薬は、主に硝石(硝酸カリウム)・硫黄・炭の粉でできています。燃えると、これらが溶けあった高温の玉になり、こよりの先にぶら下がります。

玉の表面からは、ごく小さなしずくが飛び出します。このしずくの中でも反応が続いてガスが生まれ、しずくが破裂して、さらに小さなしずくに分かれます。分かれた先でまた同じことが起きるため、一本の火花が空中で何度も枝分かれすると考えられています。

落ちやすさにも理由があります。玉は溶けた状態で、こよりの先に表面張力でつながっているだけです。大きく育った玉ほど重く、揺れの勢いに耐えられなくなります。

HOW IT'S MADEこのページの作り方

  • BRANCHING SPARKS

    火花は一粒ずつ、位置・速さ・熱・寿命を持ちます。決まった時間がくると、その点から2〜4本に分かれ、少し遅く、少し冷たくなります。分かれた点から今の位置までを一本の線として描くので、分かれ目どうしがつながって松葉の形になります。

  • VERLET ROPE

    こよりは26の節をもつ紐として、ベルレ積分と距離の拘束で計算しています。上ほど曲がりにくくして、和紙をよったコシを出しています。火玉の横の速さが大きい状態が続くと、玉が落ちます。

  • HDR & BLOOM

    火花と火玉は、画面の白より明るい値で描いています。その明るさをブルームでにじませ、最後に色の圧縮(トーンマッピング)で白く飛びすぎないように整えています。

  • THREE.JS r186

    Three.js r186 のWebGLで描いています。火花は数千本の線を1回の描画命令でまとめて描き、スマートフォンでは本数を減らしています。

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