本日開館・入場無料

だまされて、学ぼう。
Webのあちこちに仕掛けられた「だましのUI」を、
安全に体験できる文化祭スタイルの博物館です。

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展示はすべてパロディ。課金・登録・個人情報の送信は一切ありません。

ABOUT

ごあいさつ

ダークパターンとは?

買う気のない商品を買わせたり、契約の解約を邪魔したり。ユーザーをあざむき、望まない行動へ誘導する悪質なUIデザインを指します。2010年にUX専門家のハリー・ブリヌル氏が命名しました。

なぜ博物館?

罠の手口は、文章で読むより一度ひっかかってみるのが一番よくわかります。本物そっくりの罠をここで安全に体験して、裏側の「タネあかし」まで持ち帰ってください。

安心してだまされてください

館内の価格・在庫・通知・契約はすべて作りもののパロディです。どこを押しても実際の請求や登録は一切起きません。心おきなく罠にかかって、仕掛けを見破りましょう。

FLOOR MAP

会場マップ

8つのパビリオンを体験して、スタンプを集めよう。
展示をクリアすると、その場でスタンプが押されます。

  1. 第1展示こっそり屋台スニーキング・隠れコスト
  2. 第2展示せかしの時計台偽の緊急性
  3. 第3展示ざわつき見世物小屋偽の希少性・社会的証明
  4. 第4展示いやみの関所コンファームシェイミング
  5. 第5展示ボタンお化け屋敷ミスディレクション
  6. 第6展示解約大迷路ローチモーテル・解約困難
  7. 第7展示チェックの森事前選択・ひっかけ文
  8. 第8展示ポップアップ射的ナギング

第1展示

こっそり屋台

Sneaking/Drip Pricing(こっそり追加・隠れコスト)

300円のたこ焼きを買うだけ。買うだけのはずなんです。

たこ焼き屋 ダーク丸

たこ焼き 1舟(8個)

300

お会計

  • ご注文はまだありません

合計 0

第2展示

せかしの時計台

Fake Urgency(偽の緊急性)

急いで!セール終了まであと10秒!……本当に?

超・限定タイムセール 終了まで

00:00:10

この価格は二度と戻りません!(戻ります)

あなたの入場からのリセット回数:0

第3展示

ざわつき見世物小屋

Fake Scarcity/Fake Social Proof(偽の希少性・社会的証明)

残りわずか!みんな見てる!みんな買ってる!——その数字、どこから来たの?

幻の博物館まんじゅう

1,200円

  • 残り 1 点!
  • いま 37 人が閲覧中
  • 14秒前、東京都の誰かが購入しました

第4展示

いやみの関所

Confirmshaming(コンファームシェイミング)

断ると、いやみを言われる関所です。堂々と通り抜けてください。

お得なメルマガに登録して通行しますか?

第5展示

ボタンお化け屋敷

Misdirection/Interface Interference(ミスディレクション・視覚的干渉)

閉じるボタンのお化けが出ます。本物の「閉じる」を見つけて脱出してください。

※音は出ません。お化け(偽ボタン)が出ます。

第6展示

解約大迷路

Roach Motel/Hard to Cancel(入るは簡単、出るは迷宮)

架空のサブスク「マンスリー博物館プレミアム」を解約してください。できるものなら。

第7展示

チェックの森

Preselection/Trick Wording(事前選択・ひっかけ文)

ミッション:この設定画面から、届くメールを0通にしてください。

メール配信設定

第8展示

ポップアップ射的

Nagging(ナギング・しつこい要求)

わいてくるポップアップを10枚閉じたら景品です。むこうは無限です。

閉じた数:0 / 10

LIBRARY

資料室

展示のもとになった、すこしまじめな話。

「ダークパターン」の由来

2010年、イギリスのUX専門家ハリー・ブリヌル(Harry Brignull)氏が、Webに潜む「だましのUI」を収集・分類し、「ダークパターン」と命名しました。予約サイトで頼んでもいない有料オプションが自動追加される手口に憤ったのがきっかけです。「悪質な手口に名前をつけて可視化すれば、誰もが見抜けるようになる」——その思いから事例サイトを立ち上げました。

現在この言葉は世界中の研究者や法規制当局へ浸透しています。近年は「ダーク=悪」という連想を避けるため「ディセプティブパターン(欺瞞的パターン)」への言い換えが進み、ブリヌル氏のサイトも deceptive.design へ改称。実在サービスの悪質事例を集めた「殿堂入り(Hall of Shame)」も記録されています。

決して一部の特殊な事例ではありません。プリンストン大学の2019年の調査では、約11,000の通販サイトのうち1,200以上でダークパターンが確認されました。この博物館の展示は、日常のWebに溢れる「どこにでもある罠」の標本です。

ルールも追いかけてきている

  • 日本:2022年施行の特定商取引法改正により、定期購入の最終確認画面の明示義務化や解約妨害への規制が導入されました。2023年10月にはステルスマーケティングも景品表示法の対象に。さらに2026年8月、消費者庁の有識者会議が偽セールや解約困難を包括規制する特商法改正の中間取りまとめ案を公表し、法制化に向けた議論が進んでいます。
  • EU:GDPR(一般データ保護規則)やデジタルサービス法(DSA)により、同意の強制や欺瞞的インターフェースを厳格に禁止しています。
  • アメリカ:連邦取引委員会(FTC)が、解約を難航させるサブスクや偽の緊急性カウントダウンに対し、巨額の制裁金を伴う摘発を強化しています。

見抜くための五か条

  1. 一、急かされたら、いったん画面を閉じる。本当に大切な話は逃げない。
  2. 二、一番目立つボタンは「相手が押させたい罠」と疑って見る。
  3. 三、最初からチェックされている項目は、必ず全文を読む。
  4. 四、契約ボタンを押す前に、まず解約手順を調べる。
  5. 五、トラブル時は一人で悩まない。消費者ホットライン「188(いやや)」に相談する。

EXIT

出口

スタンプは集まりましたか?
8つ全部そろうと「ダークパターン鑑定士」に認定されます。

※そのような資格はありません

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お帰りの際は、現実のインターネットにお気をつけてお進みください。