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LIMIMINALとは

LIMIMINALは、リミナルスペースの環境音を自由にミックスしてシームレスにループ再生できるアンビエントノイズミキサーです。

蛍光灯のハム音、がらんとした部屋のノイズ、遠い空間の反響音――「どこかで聞いたことがある、でも思い出せない」。そんな境界的な音風景を、ブラウザ上で自由に組み合わせることができます。

すべての処理はお使いのブラウザ上で完結し、外部サーバーにデータが送信されることはありません。インストール不要で、いつでもどこでもご利用いただけます。

リミナルスペースとは

リミナルスペース(Liminal Space)とは、「移行」や「境界」を意味する空間のことです。深夜のオフィス、誰もいないショッピングモール、薄暗い廊下、閉館後の学校の長い通路――。

普段は人が行き来する「通過するための場所」が、人がいなくなった瞬間に不思議な空気をまとう。懐かしさと不安が同居する、形容しがたい感覚。「見覚えがあるのに、どこかおかしい」という独特のノスタルジアがリミナルスペースの本質です。

LIMIMINALは、その空間が持つ「音」に着目しました。視覚ではなく聴覚から、あの境界的な感覚を再現します。

収録サウンド
  • 蛍光灯ハム
    古い蛍光灯が発する低いハム音。リミナルスペースで最も象徴的な音のひとつです。2種のバリエーションを収録。
  • ルームノイズ
    空調設備や建物そのものが生み出す、がらんとした部屋の環境ノイズ。2種のバリエーションを収録。
  • 空間音
    広い空間の反響や残響。見えない奥行きを感じさせる音です。2種のバリエーションを収録。
  • 足音
    廃廳下や空っぽの部屋の向こうから聞こえる足音。立体音響有効時には廊下の反響(エコー)が自動的に加わります。A〜Eの5種のバリエーションを収録。
  • 心音
    静寂の中で聞こえる自分自身の鼓動。リミナルスペースの緊張感と「生きている」実感を同居させる音。2種のバリエーションを収録。

各サウンドはスライダーで音量を自由に調整でき、1/fゆらぎ機能で自然な揺れを加えることもできます。お好みの組み合わせはプリセットとして保存可能です。

立体音響機能

LIMIMINALは、Web Audio APIのHRTF(頭部伝達関数)を利用した立体音響に対応しています。ヘッドホンやイヤホンをお使いの場合、各音源が空間上の異なる位置から聞こえます。

蛍光灯のハム音は天井から、足音はやや後方から、心音は自分の胸元から――リミナルスペースの空気感を、聴覚から再現します。

強度はOFF・弱・中・強の4段階。寝そべりモードを有効にすると、横になった状態でも自然な音の定位が得られます。

誰かの音とつながる

LIMIMINALには、同じ時間にこの空間を訪れている誰かのミックスと同期できる機能があります。

「誰かの音とつながる」ボタンを押すと、今どこかで再生されている別のユーザーのミックス設定があなたのミキサーに反映されます。どんな人が、どんな気分で、どんな音を聴いていたのか――言葉を使わない、音だけのつながりです。

同期後には「ありがとうを伝える」ボタンが現れます。押すと、相手の画面にハートのパーティクルと「ありがとうが届きました」の通知が表示されます。

同期に使われるデータは音量・バリアント・ゆらぎ・立体音響の設定のみです。個人を特定する情報は一切送信されません。

使い方

各チャンネルのスライダーを動かして音量を調整し、▶ボタンで再生を開始します。A/B/C…ボタンでサウンドのバリエーションを切り替えられます。

「1/f」ボタンを有効にすると、音量に自然なゆらぎが加わり、より有機的な響きになります。「ゆらぎ」スライダーでその強度を調整できます。

「映像」スライダーでは、背景映像の透明度を調整できます。「立体音響」では、空間定位の強度をOFF/弱/中/強から選べます。ベッドアイコンで寝そべりモードを切り替えられます。

(保存)ボタンで現在の設定をプリセットとして保存、(読込)ボタンで保存済みのプリセットを読み込むことができます。

Safari(iPhone・iPad・Mac)では、ブラウザのプライバシー保護機能(ITP)により、7日間アクセスがないとプリセットなどの保存データが自動的に削除される場合があります。

トミナガハルキ
デザイナー / LIMIMINAL開発者
amix-design.com/tominaga
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