ツールを開く

Photo → Manga Manuscript

写真が、
漫画の原稿に

MANGA-WHO PRO は、写真をモノクロ漫画の原稿に変換する無料の制作支援ツールです。FDoG による線画抽出と、画像素材を一切使わない計算生成スクリーントーンを搭載。線画とトーンは別レイヤーで書き出せるので、そのまま作画の下地に使えます。

写真から変換した都市の漫画背景。ビルの輪郭と窓が細い線画になり、空にスクリーントーンが乗っている
01 / EXAMPLES

作例

すべて MANGA-WHO PRO のプリセットをそのまま当てた結果です。バーをドラッグすると元写真と見比べられます。

都市風景 → 漫画背景

変換後:ビルの輪郭と窓が線画になり、空にスクリーントーンが乗った漫画背景
元写真:東京の高層ビル群と青空
PHOTOMANGA

同人誌の背景としてそのまま使える密度。窓や外壁のディテールが線として残り、空は薄いトーンで抜けています。

人物・アクション → 劇画調

変換後:ベタを大きく取った劇画調のモノクロ原稿
元写真:甲冑をまとった二人の戦士が武器を交える
PHOTOMANGA

ベタを大きく取ると、陰が黒く落ちて劇画寄りのコントラストになります。背景はグラデーショントーンに置き換わります。

人物・情景 → 1コマ

変換後:髪をトーンで表現した漫画の1コマ
元写真:海辺で後ろを振り返る女性
PHOTOMANGA

人物は線を細めに、トーンは薄めに。髪の流れに沿って線が繋がるのが FDoG の効果です。

02 / SPEED LINES

効果線

集中線・流線・フラッシュ・ベタフラを、写真の上に直接引けます。中心はキャンバスをクリックして置くだけ。線の本数・太さ・ばらつきを調整でき、乱数の種を振り直せば並びが変わります。線画やトーンとは別レイヤーで書き出せます。

集中線を加えた作例。中心に向かって尖った線が収束している

集中線Focus

視線を一点に集める、最も使用頻度の高い効果線。内側が尖った楔なので、中心へ向かって自然に消えていきます。中心に抜きを作って被写体を残します。

流線を加えた作例。斜め方向に紡錘形の線が流れている

流線Speed

動きと速度を出す効果線。両端が尖った紡錘形を、指定した角度に流します。被写体の周囲だけに描かれるので、シルエットが埋もれません。

フラッシュを加えた作例。太い楔が長短を変えて放射している

フラッシュFlash

集中線の太い版。長短の差を強く出すことで、衝撃や驚きの瞬間を表現します。本数を絞って太さを上げるのがコツです。

ベタフラを加えた作例。黒地に白い光条が放射し、中心の被写体だけが残っている

ベタフラSolid Flash

黒地に白い光条が走る、最も強い演出。中心は透明に抜けるので被写体が残ります。境界はいま設定中の網点でディゾルブするため、1bit の原稿でも浮きません。

03 / FEATURES

できること

「写真にフィルタをかける」ではなく、「原稿の部品を作る」ためのツールとして設計しています。

LINE ART

FDoG による線画抽出

画像のエッジ接線方向(ETF)を求め、その流れに沿って処理します。単純な二値化や XDoG と違って線が途切れず、ストロークとして繋がります。

SCREEN TONE

計算生成スクリーントーン

網点は数式で定義されるので、PNG 素材を貼るより正確です。濃度を上げるとドットが実際に大きくなり、解像度に依存せず、角度も連続値で指定できます。

5 TYPES

AM・線・カケアミ・砂目

標準の網点に加えて、線スクリーン、カケアミ(2方向の線影)、青色ノイズによる砂目 FM を用意。砂目は線数と角度を持たないのでモアレが原理的に出ません

LAYERS

線画とトーンを別々に

統合画像のほか、線画だけ・トーンだけを背景透過 PNG で書き出せます。CLIP STUDIO PAINT にレイヤーとして読み込み、線だけ使って自分でトーンを貼る運用も。

1BIT

ボケない 1bit 出力

入稿を想定して、アンチエイリアスを完全に切った純黒白での出力に切り替えられます。ベタの境界も網点の輪郭も硬いまま保たれます。

PRIVACY

ブラウザ内で完結

処理はすべて WebGL2 でローカルに実行されます。画像がサーバーへ送信されることはありません。アップロード待ちもありません。

04 / COMPARE

無印 MANGA-WHO との違い

手早く漫画風の画像が欲しいだけなら無印で十分です。PRO は原稿制作に持ち込むことを前提にしています。

項目MANGA-WHO(無印)MANGA-WHO PRO
用途SNS・アイキャッチ同人誌・漫画制作の背景素材
処理Canvas 2D の画素ループWebGL2 シェーダ(9 パス)
明暗の二値化のみFDoG による線画抽出
トーンPNG 素材の乗算(9 種)計算生成(AM/線/カケアミ/FM)
濃度指定実インク被覆率で指定・校正済み
出力統合 PNG統合/線画/トーンを分離
1bit 出力対応

無印 MANGA-WHO を使う →

05 / FAQ

よくある質問

画像はサーバーに送信されますか?

送信されません。すべての処理をブラウザ内の WebGL2 で行うため、画像がネットワークに出ることはありません。オフラインでも動作します。

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)で使えますか?

線画とトーンを背景透過 PNG で個別に書き出せるので、そのままレイヤーとして読み込めます。線画だけ書き出して、トーンは自分で貼るという使い方も想定しています。効果線も別レイヤーで出せます。

印刷に耐える解像度で出力できますか?

作業解像度は長辺 6000px まで指定できます。想定 dpi と線数からセル1個のピクセル数を算出し、階調が不足する組み合わせや、出力画素と干渉して縞が出る組み合わせはステータスバーで警告します。なお高解像度ではメモリを多く使うため、モバイルでは 2048px 程度が安全です。

色が違うのにモノクロにすると同じ濃さになってしまいます

彩度の高い色同士(例:オレンジの服と青空)は、標準の輝度計算では近い明るさになります。「白黒変換」のチャンネルミキサーで赤フィルタを選ぶと、青空が沈んで被写体のシルエットが立ちます。写真の白黒変換で赤フィルタを使うのと同じ考え方です。

生成した画像は商用利用できますか?

生成された画像の著作権は元画像の権利者に帰属します。商用利用などの可否は元画像の権利範囲に従ってください。詳細はご利用規約をご確認ください。

動作環境は?

WebGL2 と浮動小数点テクスチャへの描画(EXT_color_buffer_float)に対応したブラウザが必要です。近年の Chrome / Edge / Safari / Firefox であれば動作します。非対応の場合は起動時にその旨を表示します。

まずは1枚、変換してみてください

登録不要・無料。画像をドラッグ&ドロップするだけです。

MANGA-WHO PRO を開く
06 / RELATED

関連ツール