11月 2, 2016

クリエイティブになれなければ、素晴らしいデザイナーとは言えない

グラフィックデザイナーになろう
ウクライナを拠点に活動するデザイナーArt Olka( http://artolka.com )さんの動画を2つ紹介したいと思います。グラフィックデザイナーにはどうやってなるのか?そして、フォトショップとイラストレーターを使うということはどういう事なのか。2つまとめてご紹介したいと思います。
以下翻訳内容になります。

グラフィックデザイナーになろう

 

皆さんこんにちは。今日はこの素敵なウクライナカフェでコーヒーを飲みながら、グラフィックデザイナーになる方法についてお話したいと思います。今日は、ほんの少しだけグラフィックデザイナーのなり方についてお話します。

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私は幼い頃から紙をペンで絵を描いていましたが、翻訳家になってからはあまり絵を描く機会がありませんでした。30歳になる頃に人生の転機が訪れて、私の本当の情熱は絵を描く事で、私のスキルをデジタルの世界で表現したいと思うようになりました。これが私のグラフィックデザイナーになるきっかけでした。最も重要な事は、グラフィックデザイナーになる前に自分の情熱を認識することだと思います。

きっかけが出来たら、次のステップです。仕事を得ましょう。でも、仕事はしたいけど、どうやって始めたらいいの?という疑問をお持ちの方もいると思います。学校に行かなきゃならないの?とか。私の答えはノーです。もちろん学校は素晴らしいところですが、学校に行けない場合は独学でも良いと私は思います。グラフィックデザインを学ぶ最高の手段は、やってみることで学び、そこからマスターして練習を重ねることだと私は思います。

ここで、仕事を辞めてグラフィックデザイナーにならなきゃいけないの?という新たな疑問が浮かぶと思います。ここでも私の答えはノーです。もしあなたがフルタイムで仕事をしているなら、帰宅したあとに1日1時間、次の3ヶ月間費やしてください。その1日1時間で、大好きなテレビ番組を見るか、あなたが夢見る仕事への道を作るか、です。

ではどうやって始めるのでしょうか?ノートとペンを持って、プランを立てることが次のステップです。次の3ヶ月間で何をするのかを書いていきましょう。

例えば最初の1ヶ月はフォトショップを学ぶことを自分のゴールにします。2ヶ月目はイラストレーターを学び、3ヶ月目は初めてのデザインプロジェクトを作成することにします。ロゴデザインでもいいし、簡単なポスターデザインでもいいし、なんでもいいです。これで、次の3ヶ月間の予定が決まりました。

自分でスケジュールを決めてみてください。シンプルにするのが私のアドバイスです。全ての事を一度にしようと思わずに、1ヶ月に1つのことをこなしましょう。

もしあなたがグラフィックデザイナーになりたいと思っているなら、今こそ始めましょう!これが私のおすすめするグラフィックデザイナーのなり方です。

 


フォトショップとイラストレーターを学ぼう

 

今日はいつもと少し違ったことをします。私は10歳の時から絵を描くことが大好きで、ここ数年でグラフィックデザインは私の情熱です。このコミュニケーションの方法はとても素晴らしく、この業界にいる人々はものすごく努力家で、世界を変えています。そこで私はグラフィックデザインの動画シリーズのチュートリアルを作る事にしました。

しかし作っていくうちに、何かを作る方法を見せるだけでは足りないと感じました。私の物語や経験、そしてグラフィックデザインに対する考えをシェアしたいと思いました。今日はチュートリアルではなく、グラフィックデザインで使うツールについてお話しします。

フォトショップとイラストレーターを学ぶ方法はとても簡単です。今の時代は無料の本や動画がたくさんありますので、それらを見て練習してみることをおすすめします。フォトショップとイラストレーターを学ぶ良い方法は、自分に課題を与えて自分が本当にしたいこと、興味があることをすることです。

もしイラストレーターを学びたいのなら、簡単なロゴを作ってみましょう。もしフォトショップを学びたいのなら、パーティーの招待状をデザインしたり恋人宛の誕生日カードをデザインしたりしてみましょう。フォトショップやイラストレーターを学びたいのなら、自分に課題を与えて、その過程の中で学んでいきましょう。

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正直に言いますが、フォトショップとイラストレーターの使い方を知っているだけではプロフェッショナルなグラフィックデザイナーにはなれません。あなたがキッチンに居て、フライパンと鍋の使い方を知っていても、それはあなたがシェフということにはなりませんよね。様々な材料の組み合わせや、フライパンと鍋を使ってそれらの材料を美味しくする方法を知っていなければシェフにはなれません。グラフィックデザインでもこのセオリーは同じです。

フォトショップとイラストレーターは今お話ししたフライパンと鍋の役割を果たしていて、グラフィックデザイナーになるには色やタイポグラフィなどのグラフィックデザインの原則についての知識がなければなりません。でも恐れたり心配する必要はありません。大学に行って学ぶことは素晴らしいことですし、もしあなたが似たような考えも持つ生徒や先生が居る環境を必要としているなら大いにおすすめします。

しかし、一人で学ぶ環境が好きな人もいますし、大学に行くのが簡単ではない人もいます。つまり私が言いたい事は、大学に行って学ぶことが必ずしも重要ではない時代に私たちが生きているということです。18世紀ではないのですから、学校以外でも情報を集める事ができます。色んなソースから学ぶことができるので、学んで成長することができれば、問題ありません。

グラフィックデザインのツールや原則の他にも重要なことがあります。あなたがすでにフォトショップやイラストレーターを使う事ができて、グラフィックデザインの原則についても知っているとしたら、それはあなたがすでに素晴らしいグラフィックデザイナーだということでしょうか?私は違うと思います。

グラフィックデザインはコンピューターが発明されるずっと前から存在していました。

当時のグラフィックデザイナーたちはコンピューターを使わなくても素晴らしいデザインを生み出していました。ペンと紙、ステンシルや他のツールを使っていました。

ではアーティストとデザイナーの違いはなんでしょうか?

素晴らしいグラフィックデザイナーでも絵が全く描けない人もいますが、それは彼らがデザイナーではないということではありません。私は彼らには共通する事があると思います。これは素晴らしいデザイナーになるためにとても重要なことですが、それは創意工夫することです。クリエイティブになれなければ、素晴らしいデザイナーとは言えません。プロフェッショナルな技術を持ったパフォーマーであることは間違いないですが、デザイナーとは言えません。

ここでキッチンの話に戻りますが、もしフライパンと鍋の使い方と材料についての知識があっても、クリエイティブでなければシェフにはなれません。コックはアーティストではありません。ただレシピ通りに料理をするだけです。でもシェフは驚きや喜びや快感を作り出すことができるアーティストです。料理のテキスト本を見つけるのは簡単ですが、シェフの本はなかなか見つけられませんよね。

これはグラフィックデザインでも同じで、全てのツールの使い方を知っていてもそれはあなたが素晴らしいデザイナーであることとは違うのです。最終的には、あなたのデザインの受取手にメッセージを伝える事が大事なのです。

私はプログラムの使い方を完璧に教えるのではなく、クリエイティブになることの大切さを教えたいと思っています。グラフィックデザインには物語があると私は思います。ロゴの一つ一つ、デザインの一つ一つに物語があり、これを皆さんに知ってもらいたいです。とても興味深く、面白いですし、クリエイティブなことだと思います。これは皆さんに全員に当てはまる事ではないと思いますが、それでも良いと思います。もしあなたに合っている考えなら、それが大事です。

 

Designer : Art Olka (Ukraine)
・この記事は制作者に許諾を得て掲載しています。

 

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