イラストの持つ独特の世界観と企業が伝えたいことが合致した広告は、時に写真よりも強いメッセージ性を持つことがあります。写真のリアルさがないからこそ想像力がかきたてられたり、必要最小限の線で描くことで、よりわかりやすく訴求できたりします。そこで今回は、イラストの持つ世界観で伝えたいメッセージがわかりやすく訴求されている広告デザインをピックアップしました。

 

コカコーラのオリンピック広告

イラストの世界観でうまく訴求した広告作成例1

2012年ロンドンオリンピックの広告です。スポンサーであるコカコーラのロゴをうまく使い、シンプルなシルエットのイラストでオリンピックを表現しています。コカコーラらしさとイラストがうまくマッチした広告です。鞍馬の他にも聖火ランナー、水泳選手、リレー選手などのシリーズ展開されています。

 

トゥール・ド・フランス促進広告

イラストの世界観でうまく訴求した広告作成例2

プロの自転車ロードレース「トゥール・ド・フランス」のロンドンへの到着を促進するキャンペーン広告です。シンプルにそしてクールにロードレースを表現したイラストレーションで、余白を上手に活かしながら絶妙な紙面構成が美しい広告デザインです。

 

資生堂化粧品のセンスの褪せない広告デザイン

イラストの世界観でうまく訴求した広告作成例3

日本を代表する化粧品メーカーの広告です。1955年の広告で、女性の華やかさや気品をうまく表現した広告で、60年以上前の広告ですが今でも色あせずセンスが光る広告です。パステルの色と差し色の口紅の赤と黒でメリハリのある配色が紙面を引き締めています。

 

イラストは時として写真よりも世界観を見る側に伝えることができます。また見ている人の想像力を引き出す効果もありますので、広告の世界でよく使われるアイテムです。

「デザインインスピレーション」のコーナーでは、日々のインスピレーションに繋がる広告デザインやアートワークを紹介しています。