Subscribe Now

Trending News

Blog Post

5つのタイプ別、グラフィックデザイナーってどれくらい稼げるの?
デザインノート

5つのタイプ別、グラフィックデザイナーってどれくらい稼げるの?

グラフィックデザイナーと一口に言っても、働き方や仕事のアプローチは様々です。今回は、サンフランシスコのシリコンバレー周辺を活動の拠点としているグラフィックデザイナー Kayung Caleb Lai 氏の動画からデザイナーの働き方と、それぞれの稼ぎ方などについてご紹介したいと思います。※翻訳・記事掲載は許諾を得ています。(Thank you, Kayung Caleb Lai !!)

以下翻訳内容です。

この動画では、グラフィックデザイナーの収入面について話していこうと思う。特にここ最近、YouTubeチャンネルに寄せられるコメントを見ていると、転職してデザイナーになることを考えているけど、収入面で実際どれくらい稼げるのか…転職の価値があるのか…と疑問に思う声が多いんだよね。

収入は転職を考えるうえで必ず向き合うことになる問題で、いろいろな支払いや家族や養うことを考えると当然のことだし、この動画では収入面について触れていこうと思う。今回は僕の所在地やクライアントの所在地がある、サンフランシスコのシリコンバレー周辺のことをまとめていくね。

アメリカの他の地域のデザイナーの平均的な収入の相場とは違うかもしれないんだけど、だいたい似たような額面だと思うな。ただ他の国にはあてはまらないかもしれないし、それぞれの国のマーケットについて詳細はわからないけど、海外との仕事も経験してるから、だいたいの国でどのくらいの金額が支払われるかという一般概念はわかっているつもりだよ。ただ、今回はシリコンバレー周辺での相場に焦点をあてていくよ。

 

5つのデザイナーのタイプについて

大きく分けて、デザイナーには5つのタイプがあると思うんだ。実際はもっとたくさんのタイプがあるんだけど、今回は5つだけに絞って話をするね。それぞれのタイプで、それぞれ異なる値付けモデルというわけではないんだけど、お金を稼ぐ方法は異なっているよ。

ただ、ひとつはっきり伝えておきたいのは、どのタイプを目指しているとしても、特にデザイナーになろうとしているなら、ひとつのことにガッツリ集中することを勧めるってことかな。例えば、もしロゴデザインがやりたいのなら、ロゴデザインだけに集中して、とにかくいいものを作って世に出すことだね。

 

1. イラストレーター

ということで、まずはイラストレーターについて話すね。このタイプの人は、とにかく絵を描くのが得意で、自分の作品を創り出すことが得意で、それを売ってお金を稼ぐってことだね。自分が好きなものを描いて、同時にそれでお金稼ぎができるなんて仕事他にある?本当に最高なことだと思うし、もし僕がアーティストで才能があれば、うまくやっていけると思うね。

しかも、活躍しているイラストレーターって一般的にはかなりいい収入を得ているからね。ただ、ひとつ伝えておきたいのは、僕が知っている多くのイラストレーターは、必ずしもフルタイムで企業勤めしているっていうわけじゃなくて…。というのも、自社の専属イラストレーターを必要としている企業ってのはあまり無いんだよ。あくまでイラストレーターは補助的な存在として扱われているから、通常はフリーランスとしても活動しているかな。

僕の知っている最近活躍しているイラストレーターは、イラスト1作品で1000ドル程度稼ぎ出しているよ。例えば、患者を診察している医者の絵を描きたいとして、もちろんそれもひとつの作品になるだろうし。街の絵を描きたいなら、それもまた別の作品になるというわけだから。金額の相場は、1作品1000ドルくらいから4〜5000ドルくらいじゃないかな。要するに、色々なところからいくつか仕事を取ることができれば、かなりいい収入になるってということだよね。僕の知り合いのイラストレーターの中にはFacebookやGoogleを顧客に持つ人もいるよ。実際にどれくらいのギャラなのかは知らないけど、イラスト1点で1000ドル以上は確実に手に入れているんじゃないかな?そう考えると、収入としてはかなりいいと思える仕事だよね。

 

2.ブランドデザイナー

2つ目のタイプのデザイナーは、ブランドデザイナーだ。このタイプのデザイナーはビジネスそのものについて考えたり、クライアントそのものを素材としてその特徴を考えるのが好きなタイプかな。そこからクライアントのブランドスタイルや、イメージに合うロゴをデザインしたり…。

つまり、ブランドデザイナーは、デザインとは別のスキルも求められるということになるんだ。もしビジネスを深く理解していて、そのビジネスを表す記号となるようなものを考えたいのなら、ロゴデザイナーが向いていると思うよ。有名になればロゴデザイナーはかなり高額な収入を得ることができるからね。一般的にはロゴデザイナーは、一番低い料金形態で…例えばこじんまりとした店のロゴのようなものだと、500ドルくらいを設定しているよね。新規事業の企業のようなプロジェクトに関わるとなると、その企業の予算によっては、1000~5000ドルあたりを見込むことができると思う。さらに企業規模が大きくなると、1万ドルから2〜3万ドルまで相場が上がる。つまり、どのようなクライアントと仕事をするかによって大きく収入は変動することになるんだよね。

ロゴデザイナーはロゴデザインに特化することが多くて、フリーランサーで活動している人が多いね。ロゴデザイナーの中には、クライアントを獲得するってことをあまり気にしていない人もいるんだけど、それはそのデザイナーが評判も良くて、高額単価の案件を多く受けているからだよね。つまりそんなに多くの仕事を取らずとも、例えば1つのロゴデザインで1万ドル稼げれば、年間で10個のデザインをするだけで十分ということになるね。

実際、僕の知り合いはとてもうまく仕事を進めていて、オキュラス社みたいな企業から受注することで、その企業のロゴのデザイン料として2〜3万ドル売り上げていると思うよ。誰でもそれを実現することは可能だと思うな。今紹介したイラストとロゴの2つのタイプのデザイナーは、通常はフリーランスで仕事をしているケースが多いね。

 

3.印刷物のデザイナー

次に、3つ目のタイプが印刷物のデザイナーだね。グラフィックデザインにもいろいろなものがあるけど、ここでは印刷物のデザインだけに限定して話を進めるよ。印刷物のデザイナーは、ポスターやメニュー、パッケージのようなものをデザインをするから、企業に所属して活動することができるんだ。企業はフルタイムで自社の印刷物デザインを担当する人を雇うことが多いからね。

ただ、グラフィックデザイナーを悪く言うつもりはないけれど、一般的には印刷物のデザインという意味でのグラフィックデザインは、オンライン上のデザインよりも収入は低く設定されて当然だという風潮があるんだよね。このタイプの作業に対して、企業であったりデザインスタジオが支払う対価を考えればわかるんじゃないかと思う。ポスターのデザインとその企業のWEBサイトのデザインが同じ対価になるのか?ということさ。ということで、新卒だったり、経験が浅い場合は通常年収 3万くらいから4〜5万ドルで、高くても6〜7万ドルくらいが相場だよね。もちろん、パッケージデザインのようなものでとんでもなく実力があれば、それよりもっと高額単価の人もいるかもしれないけど…。でも、一般的には、印刷物のデザイナーとしてのキャリアのトップクラスで年収 7万ドルくらいじゃないかな。

 

4.WEBデザイナー

そして、次がWEBデザイナーだ。WEBデザイナーは、より有用性が高いものを提供しているよね。っていうのも、どのビジネスでもWEBサイトは「活動」を示す拠点として誰しもが必要としているからね。だからこそ、WEBデザイナーには印刷物のデザイナーよりも多くの対価が支払われている。WEBサイト関連の仕事をすると、どうレスポンシブデザインにするかという点なんかで、ある種の縛りみたいなものを受けるんじゃないかな。ある意味じゃそういったオンライン上の知識が浅い方がデザイン的には良いものがつくれる…とも言えるんじゃないかと思うけどね。クリック数といったUX(ユーザーエクスペリエンス)を気にするよりも、まずどのようにWEBサイトが動くか、キャンバスサイズや画面サイズといったものを考えなければならないからね。

だから収入も高くなるし、新卒でWEBデザイナーになった場合、年収 4万ドルから5万~7万ドル、能力に応じては10万ドルくらいまでは見込むことができるんだよ。ただ、シリコンバレー周辺ではWEBデザインだけの求人を出す新規事業はあまりなくて、特にUIやUXといった技術と合わせて求人を出すことが多いね。

 

5.UI・UXデザイナー

そして最後はUI・UXデザイナーについて。このタイプのデザイナーは、他のデザインとは全く別のレベルのものに関わるというイメージなんだけど。UIとUXについてのイメージを説明するなら、YouTubeがとてもいい例になる。YouTubeはたくさんのUI(ユーザーインターフェース)要素があって、どのようにユーザーが自社のプラットフォームを利用するかを考えているんだ。それがUIとUXであって、その技術を持ってるデザイナーの活躍はかなり大きな意味を持つことになるね。

UIやUXデザイナーになれば、フリーランスでも企業勤務でも、かなりの高収入が得られることになる。新卒でも、年収 5万ドルを軽く超える相場からスタートして、10万〜15万ドル程度まですぐに昇級することだってあるんだから。Facebookでも、年収 17万ドルくらいを提示しているしね。つまり、スキルによってはもっと高額な相場になるし、フリーランスであれば20万~30万ドルくらいを稼ぐことだって可能になるかもね。自分の事務所がいくら請求して、フリーランスとして自分がいくら請求するかだけを考えていけばいいってこと。

僕の所属事務所は、ひとつのプロジェクトに対して50万ドル~100万ドル以上を請求している。つまり上限は自分で決めることができるし、限度はないも同然ってこと。なぜなら、実際文字通りビジネス…特にソフトウェア商品に関するビジネスの場で、大きな価値がある仕事をしているってことになるんだからね。企業の商品全体が、君がその企業向けに作ったソフトウェアに頼っているんだから、多額の報酬を請求できるってことだよね。これが、値付けの仕方であり、デザイナーとして生計を立てる方法だよ。

 

まずはやりたいことを考えよう

まずは自分が一番したいことは何か?を考えてみよう。ただ金儲けに走るのではなく、本当に自分がやりたいことを考えるべきだと思うよ。もし絵を描くのが得意ならイラストレーターがいいと思うし、企業の商標を作るのが好きならロゴデザイナーになるべきじゃないかな。自分がやりたいことに手を伸ばして、そこにとにかくそこだけに集中して取り組むことだよ。そうすれば、その分野で成功して一目置かれるようになるはずさ。

この動画で僕が話したかったことは以上。もし気に入ってくれたら、「いいね」をして、チャンネル購読してね。それと、Dribbleや他のソーシャルネットワークでフォローもよろしく。

 

created by Kayung Caleb Lai

 

共感いただけましたら、いいね!シェアいただけますと幸いです。

Related posts