鹿は、主に森林に生息する哺乳類の一種。世界のいたるところの逸話や伝説に登場していて、比較的人間との関わり合いが深い動物といえます。オスが持つ見事な角のせいか、日本では神の使いと考えられることもありますし、サンタクロースのソリをひくトナカイも鹿の仲間です。そうかと思えば、逆に畑を荒らす害獣としてみなされることもあります。そんな多様な意味を持つ鹿をモチーフにしたロゴデザイン例をご紹介します。(※紹介するロゴデザインは当サイトの制作事例ではありません)
鹿の俊敏さを強調したロゴデザイン作成例
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鹿は俊敏さの象徴と考えられることも少なくありません。走るのが速いだけでなく、その姿も美しく、余計にスピード感があります。このロゴはそんな鹿の俊敏さと美しさを強調したものになっています。アメリカはアラバマ州にある鹿のブリーダーのためのロゴデザインのようですが、そもそも鹿のブリーダーがいることに驚きました。
猛々しい印象のロゴデザイン作成例
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オスの鹿の見事な角にタイポグラフィを埋め込んだロゴデザイン。「FULL RUT」と力強い字体で屋号があしらわれていますが、「RUT」とは雄鹿が発情した状態をいいます。そもそも力強い印象がある雄鹿が、最も力強い状態にあるということで、猛々しいイメージに仕上がっています。ときに非力な動物としてみなされる鹿ですが、強く勇ましい存在でもあります。
角からの滴りが想像力を掻き立てるカフェのロゴ作成例
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「MOOSE」とはヘラジカのこと。一口にシカといっても、「DEER」だけでなく種類によって名前が変わります。それぞれの種が別個に人間との関わりを持ってきたことの証でしょう。このロゴデザインはアメリカにあるカフェのもののようです。カップから顔を出すヘラジカの角の先から、コーヒーが滴る様子を表現することで、味や香りまで連想させます。ちなみに、「ホットムースコーヒー」といわれると、デザートの「ムース」を連想してしまいますが、そちらは「MOUSSE」と綴る全く別の言葉。
人間にとって身近な存在である鹿。多様な意味がある動物ほど可能性に満ちていて、ロゴとしてデザインしがいがありますね。
「デザインインスピレーション」のコーナーでは、世界中のデザイン制作事例をピックアップして紹介しています。※当ページは世界中のデザイン制作事例を紹介するコンテンツです。当サイトのデザイン実績ではありません。ロゴデザインの作成について
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